想像すること
保護者が子どもに求めるものは色々あると思います。
子どもが求めるものも色々あると思います。
そんな中、私たちが出来ることは、その求めるものに近づく「努力」と「想像」することです。
「想像」する為には
①情報
②経験
③センス
④タイミング
などなど色々な要素が必要となります。
③のセンスに関しては、
「無い」と割り切り、他の点にフューチャーします(*_*)
①情報に関しては、
子どもの背景/希望を推し量る上でもコミュニケーションが必要となります。
勉強の話だけではなく、ちょっとした会話の節々からヒントを得ることも多々ありますね。
②経験に関しては、
単に年数だけではなく、色々なパターンの成功/失敗が必要となるのではないでしょうか?
特に勉強の話だけでは、幅が広がりません。
④のタイミング。
これも伝えるタイミングや受け取るタイミングを間違えると一人よがりとなってしまいます。
相手の気持ちを慮(おもんばか)る。
ここが一番、指導していて難しいところです。
お腹いっぱい
例えば、
実家に帰省した時に母親が沢山の料理を振る舞ってくれる。
↓
お腹いっぱい
↓
まだ、出て来る
↓
何とか頑張って平らげる
ここには、母親の気持ち/子供の気持ち
それぞれ相手を思いやる気持ちが、そこには溢れていると思いませんか???
涙、涙です(>_<)
ただ、母親の愛を抜きにした場合、
通常はお腹いっぱいの時は、「もう食べられない」というのが本音です。
学習指導時も「お腹いっぱい」な状況では、次の「料理」※問題 が
出てきては食べられませんし、次の行動が何も出来なくなります。
生徒のことを考え、
腹八分の状態で、満足感を感じ、もっとやりたいという余力を持って家に帰ったら、
宿題や自分で足りない点を子ども達が自ら取り組む。
そんな自学自習の習慣付け/家庭学習に取り組む姿の定着を葛巻町学習塾としては、
目指していきたいと常日頃、考えています。
時には、お腹いっぱいになる母親的な愛情は必要ですが、あえて腹八分目で行うことも必要だと考えます。
将来、今見ている生徒達が社会に出た時に、誰かが傍にいないと出来ない。
というのでは心配になってしまいますからね。
我々講師も、「つかず離れず、教えなさ過ぎず教え過ぎず」の腹八分目の距離感を
生徒一人一人「想像」し、行っていきたいと思います。
言うは易し行うは難しなのですが・・・・・・
インプット・アウトプット
ご家庭に帰った時に、自学自習で自分でインプット、アウトプットのバランスが上手くが出来ている生徒は
保護者の方に
「今日は塾で何してきたの???」
の質問の時に具体的に
「数学の●●と△△」
と答えられるはずです。
お腹いっぱいの教え過ぎ(インプット)に集中し過ぎている場合は、
「数学」
で終わります。
この差は、大きいです。
アウトプットを自ら上手く出来る、自分の考えを言葉で言える。
目的意識を持って、物事を行える。
そんな生徒達になってもらえるよう「想像」しながら、今日も行います(^_^)/
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