皆さん、おはようございます、こんちには、こんばんは、仲野です(#^.^#)
今週末は中尊寺金色堂を見に平泉に行ってきました✨
金色堂が建物の中に保存されていることは知っていたのですが、現物を見て、納得しました( ゚д゚)ウム
それは、瓦に木瓦(きがわら)を使用しているから(‘Д’)
どういうことかというと、理由は2つ❕
1.木なので、腐る恐れがある❕
2.金箔を貼る上で、素地が木の方が都合が良い❕
瓦は普通、土を焼いてつくるレンガのようなものなので、腐る心配はないのですが、
金色堂の瓦は木なので屋外に置いておくわけにはいきません❕
次に、2について説明します(*’ω’*)
金箔を貼る際、用いるものは漆(うるし)になるのですが、
漆は『接着剤』の役目を果たします❕
接着剤は塗る素材に引っかかっている状態なので、引っかける素材と接着剤の相性が大事です❕
なので、接着剤は使用する素地に応じて、たくさんの種類がありますよね?
整理すると、
金箔を貼る上で、漆を使うことが都合が良い
→ 漆を使う上で、素地は木の方が都合が良い
→ 腐るから建物の中で保存しよう
という流れになっているんですね♪
外部は全て金箔が貼られていて真っ金金なのですが、
内部の柱などは特別な装飾が施されています✨
漆の黒い地に金箔などを貼って作るデザインを『蒔絵(まきえ)』と呼びます❕
蒔絵の中でも、夜光貝などの貝を用いるものを『螺鈿(らでん)』と呼ぶのですが、
これが何とも美しく、見ている人の心が奪われます♬
「あぁ、来て良かった(*^^)v」と本当に思う場所でした❕
やっぱりフィールドワークですね(^^♪
中は撮影禁止なので、実物は是非自分の目でご覧ください( *´艸`)
ではまた次回(‘ω’)ノ