良く聞かれること、目にすること
「生徒は、褒めた方が良いのか?叱った方が良いのか?」
「褒める」については、先日の土井先生のブログにもありました。
その補足的な感じで書きますね。
教育サービス業をやっていると、よく言われる/よく聞かれるセリフでありますし、
ビジネス書や教育関係の本なんかを読んでいても、たくさん書かれています。
みなさんも聞いたり、目にしたことがあるのではないでしょうか?
どうも、この言葉だけですと全てがシックリは来ないので
個人的には正解のような、そうでないような気がします。
というのも根本的に
人は、まわりの人間みんなに
「褒められたい」
「叱られてもいい」
と思っているとは思えない為であるからです。
例えば、塾の営業マンが今月の業績がトップになった時に
いつもは関与もされていない直属以外の上司に
「良くがんばったな!!!」
と言われた場合も
業績が先月より悪い場合に
「お前は何をやっているんだ。シッカリしろ!!!」
と言われた場合も
言葉では、
「ありがとうございます」「すみませんでした」
と言いながら、心の底、腹の中では
「こういう時だけ、話してきてどうせ何も知らないくせに」
と思っているのが大半だと感じるからです。
ひねくれていますか??? (*^_^*)
その為
「褒める」も「叱る」も正しいようで、そうでないと思ってしまいます。
どちらを使用するとしても、相手に対しての距離感が必要だと感じます。
「いつも見ている」「いつも関与してる」
という距離感です。
そうすることで
「褒める」「叱る」 ➤ 素直に聞ける
という構図になるのではと。
塾における生徒に対しての指導も同じ。
高校生にもなると、年齢的には未成年ですが、子どものようで子どもではありません。
「褒める」のも「叱る」のもテクニックではなく、
本気で常に出来る関係、環境作りをこれからもしていきたいところです。
今週の土曜日に、教育に関する講演をすることになり
話題を探しているところで、常日頃留意していることを考えていたら
ブログのネタになりました(^_^)/
だいぶ、葛巻にも春が近づいてきた?今日この頃。
気持ちが良いーーーーーー
今日は、こんなところ。
おしまい。